エッセンシャル・デジタルマーケティング

デジタルマーケティング戦略の作り方

それ、本当に需要ある? 起業の前にニーズを確認するべき理由とは

起業のデジタル・マーケティング 記事一覧

  1. 新規事業や起業の「前」に、なぜマーケティングを考える必要があるのか?
  2. それ、本当に需要ある? 起業の前にニーズを確認するべき理由とは

 

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Forbes の記事によると、スタートアップが失敗する理由で圧倒的に多いのは、「そもそもマーケットに需要がなかった」という点です。

前回の集客モデルの点でもお伝えしたように、マーケティングはむしろ、事業を始める前に考えるべきものです。

とすると、そもそもニーズ/需要があるかという点については、どのようにチェックすればいいのでしょうか?

 

目次

 

なぜニーズがないものが出来てしまうのか?

ニーズがないものが生まれる理由の多くは、下記のような「名言」が生み出している神話にあります。

もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。

ヘンリー・フォード 

しかし、顧客が馬を欲しがっていることすら知らなければ、自動車を作ることも出来なかったはずです。

つまり、顧客が何を求めているかを知ること自体は、とても重要なプロセスなのです。

 

それでは、今回はデジタルマーケティングの手法を使って、顧客のニーズを調べる手法を考えていきます。

 

プレ・マーケティングという考え方

マーケティングには様々な意味がありますが、広告だけではなく、顧客の反応を見ながら、コミュニケーションを行うことも含まれています。

そもそも、ゼロから事業を立ち上げるスタートアップは、製品を立ち上げてからマーケティングを始めるというわけには行きません。

つまり、製品を作る前のマーケティング、すなわち「プレ・マーケティング」が必要なのです。

 

クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、プロジェクトに共感した出資者が少額を出資し、一定額に出資したときに、プロジェクトをスタートし、実際に製品を作り出すという仕組みです。

 

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これは小規模な企業だけではなく、例えばテスラのモデル3は、生産ラインが確立する前に大規模な事前予約を受け付けています(その結果、量産体制に移るのに苦しんでいますが…)

 

 

プレ・マーケティングについては、別記事で詳しく解説します。

 

Google トレンド

ニーズを調べるのに最も適したサービスの一つが、検索エンジンの推移を調べる Google Trends です。

いくつかのサービスには、その前身になる概念や検索クエリがあります。

 

例えば、テスラと電気自動車を比べてみましょう。2010年位から、電気自動車の検索ボリュームが増え始め、それと同時に少しずつテスラが上昇しています。それに伴って、電気自動車の盛り上がりは一段落しているのがわかるでしょう。

 

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検索されるということはニーズが有るということです。つまり、一定程度検索ボリュームがあれば、そこには何かしらの需要があるということでしょう。

例えば、下記三都市のホテルに関する検索を調べてみると、東京のホテル需要は、日本においては少し減少し、代わりに大阪の存在感が増していることが分かります。

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ニーズを調べる② キーワードプランナー

キーワード プランナーについて - AdWords ヘルプ

 

Google 広告の仕組みは、特定の検索キーワードに対してそれぞれ広告主がオークションを行い、オークションに参加する広告主が多いほど高額になるというものです。

 

顧客がより強いニーズを抱えていればいるほど、費用対効果がよくなるため、そのキーワードは高額になるわけです。

 

Wordstream によると、最も高額なキーワードは「保険」「クレジット」や、「弁護士」など、簡単に言うとより困っている顧客がいるほど、高額になる傾向があります。日本においても、「クレジットカード」などは一クリック1500円〰2000円程度になる傾向にあります。

 

まずキーワードを考え、それがどの程度検索されているか、あるいはどの程度高額なのかを確認することで、現状存在する需要を充分に検索することが出来るのではないでしょうか。

 

ニーズを確認することでマーケティングにも応用できる

今回は、主に検索を利用する方法をご説明しましたが、需要を確認していれば、その後のマーケティング戦略も簡単に立てることが出来ます。

様々なツールを使い、充分に顧客のニーズがあるかどうかを確認しておく必要があるでしょう。