エッセンシャル・デジタルマーケティング

デジタルマーケティング戦略の作り方

いかにして Google は検索エンジンの覇者となったのか?

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  1. いかにして Google は検索エンジンの覇者となったのか?

Google は初めての検索エンジンでしょうか……?違います。では、Google は最後の検索エンジンでしょうか……?もしかすると。

この数年ほど、検索エンジンを作ろうという野心的な試みは、西海岸のスタートアップの間でもほとんど耳にしたことがありません。

Instagram 検索や Twitter 検索などは、リアルタイムな情報やより立地な情報を探すための、検索エンジンの代替として使われ始めています。

しかし、それでも、今後、Google の直接的な競合が生まれるとは(いまのところは)思えません。

いかにして Google はこれほど巨大な存在になったのでしょうか?

理由① ー 充分でなかった競合

そもそも、Google 以前のロボット型検索エンジンは、どのような仕組みを取っていたのでしょうか。

当時の検索エンジンをまとめた論文を読んでみましょう。

http://cui.unige.ch/tcs/cours/algoweb/2002/articles/art_habashi_arash.pdf

 

 

 

例えば、当時最大級の検索エンジンだったAltavistaについては、こう記載されています。

1996年1月までに1600万を超えるWebページの全文をインデックスしますが、更新頻度は明らかになっていません。 AltaVistaのドキュメントによると、1日に250万のWebペー​​ジを取り込み、1時間に1GBのテキストをインデックスしています。

検索結果の表示順序や関連性ランクは、一致する単語の位置(例えば、タイトルまたはテキストの本文)、一致する単語の出現頻度、および一致する単語間の距離(すなわち、何ワード離れているか)によって決定されます。

Altavistaと同じように、当時の検索エンジンの殆どは、Webページの中身を解析し、検索クエリがどの程度出現しているか、という頻度や距離を使って順位づけする仕組みになっていました。

全文検索エンジンの問題は、スパムが非常に容易な点にあります。出現頻度だけで計算するなら、ただひたすら文字を増やせばいいだけですから。これは「ワードサラダ」と呼ばれ、Google の初期ですら頻発した問題です。

 

理由② ー ページランクと表示技術

ページランクとは?

ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが考案したページランクは、そのような状況を変える上で極めて画期的なテクノロジーでした。

ページランクとは、とても簡単に言えば

  • 多くのWebページにリンクされているWebページは、質が高い
  • 質が高いWebページにリンクされているWebページは、同じように質が高い

という仮説を元に、Webページを点数化するアルゴリズムです。このページランクを使えば、以前のように単語をひたすら入れれば上位に表示される、ということはありません。

つまり、より正確な結果が表示できるというわけです。

 

ページランクの設計思想

今日の Google の設計思想にも繋がる点は、既に1999年に、ラリーによって書かれた論文にて述べられています。

http://ilpubs.stanford.edu:8090/422/1/1999-66.pdf

Webページは「今日のランチにジョーは何を食べますか?」という質問から、情報検索に関する論文まで、様々な質問に答え、経験の浅いユーザーのためにも検索順位を操作しなければなりません。

これを見る限り、ラリーが非常にヴィジョナリーな視点で検索エンジンを捉えていたことがわかります。今日に見られるような音声検索や、AIによる質問への応答につながるのではないでしょうか。

 

Google のテクノロジー

ともあれ、ページランクを含め、Google の技術は他を圧倒していたようです。

Quora に、なぜ Google が Altavista に勝ったのか?という質問が投稿され、Google を最初期から利用しているユーザーのコメントが載っています。

Why did Altavista search engine lose ground so quickly to Google? - Quora

誰かがこのスタートアップ、Googleについて教えてくれました。私はやや懐疑的ながら、アニメのようなロゴのあるサイトにアクセスしました。

最初にGoogle で検索したとき、すぐに結果が表示されました。

私はこう思いました。 「彼らは本当に検索したわけじゃない。速いと思わせるために、いくつかの結果を投げただけだ」

しかし、結果を見ると、驚くほど関連性の高いページが表示されていました。

私は別の質問をしました。同じように瞬間的に、驚くほど関連性の高い結果が帰ってきました。 

彼によれば、とにかく早く、関連性が驚くほど高かった、ということです。

 

理由③ ー ビジネスモデル確立のタイミング

検索エンジンはお金にならなかった

少し視点を変えてみましょう。Google が世界最高の検索エンジンだったとしても、当時それは、「数ある世界最高の技術を持ったスタートアップの一つ」に過ぎなかったのです。

現在のようにGoogle が巨大企業になるとは、誰も考えていませんでした。

それまで、検索エンジンの収益モデルといえば、MSNやAOL、Yahoo! などのサイトにエンジンを提供する程度でした。

実際、(有名な話ですが)Google は Excite に一億円で買収しないか、持ちかけていました。当時、検索エンジンだけではなく、ポータルサイトを持っていた Excite のほうが遥かに金持ちだったからです。

ラリーいわく「彼らはエキサイトしなかった」ということで(ラリー・ペイジがよく使う、あまり受けないジョークの一つ)、この買収は実現しませんでした。Excite の社史に残る失敗と言えるでしょう。

 

検索連動型広告という革命

GoTo.com(後のオーバーチュア→Yahoo! プロモーション広告)が、検索連動型広告、リスティング広告というものを生み出すまで、検索エンジンはどう考えてもお金にならない事業でした。

そして、Google はそれを模倣して、巨大な広告市場の支配者となったわけです。

もし仮に、検索連動型広告の誕生がもっと遅れていれば、Google は数ある先駆的だがお金にならないスタートアップの一つとして終わっていたかもしれません。

 

検索連動型広告の誕生後、突如として検索エンジンは、異常なほどの利益を叩き出す、マネーメイキングマシンへと変化しました。

Google AdWords は Overture よりも後発ながら、セカンドプライスオークションの仕組みを取り入れることで収益性と広告主の利便性を向上させることに成功したのです。

 

本質的な失敗点 ー なぜYahoo! が失敗したのか

しかし、これらのことは、本質的には失敗の原因ではないのかもしれません。

本質な問題は、多くの人が、検索エンジンの重要性と、その成長ポテンシャルを見誤っていたことにあります。

投資家で Y Combinator の創業者、Yahoo! の元従業員であるポール・グラハムによると、彼は90年代後半に、Googleを買収するべきだと創業者のデビッド・ファイロにアドバイスしたそうです。

 

What Happened to Yahoo

1998年後半か、1999年初めにデビッド・ファイロにGoogleを買うべきだと言ったはずです。私も、他のほとんどのプログラマーも、Google をYahoo!検索の代わりに使っていました。

それに対して、Yahoo! 創業者のファイロはこう答えたそうです。

検索は我々のトラフィックのたった6%だ。そして、我々は月に10%ずつ成長している。そんなこと、心配する必要はないよ。

 同じようなストーリーを、Inktomiのエンジニアであった Diego Basch も語っています。

A Relevant Tale: How Google Killed Inktomi | Diego Basch's Blog

大きな危険信号が鳴り響いていました。Inktomiのエンジニアは、検索エンジンとして Google を使い始めていました。

私たちの幹部は、(ビル・ゲイツが子供たちに Apple 製品を使用することを禁止したように)、エンジニアが Google を使うのを、やめさせようとしました。 なぜ自分が Google を使っているのだろう?と考えれば、答えは明らかでした。ユーザー体験が優れていたからです。

結局のところ、誰も検索エンジンがこれほど大きなビジネスになるとは信じていませんでした。稀代の起業家であるデビッド・ファイロはもちろんのこと、おそらくは、ラリーとサーゲイさえも。

後から見れば、危険信号は明白でした。炭鉱のカナリアは息絶えていました。しかし、それはあとになったから言えることだからでしょう。

新規事業や起業の「前」に、なぜマーケティングを考える必要があるのか?

起業のデジタル・マーケティング 記事一覧

  1. 新規事業や起業の「前」に、なぜマーケティングを考える必要があるのか?
  2. それ、本当に需要ある? 起業の前にニーズを確認するべき理由とは - エッセンシャル・デジタル・マーケティング

 

起業の前に考えておくべきデジタルマーケティングは沢山ありますが、最も重要なのは「集客モデル」を明確にすることです。

 

集客モデルとは何でしょう。

簡単に言えば、どのような集客媒体(チャネル)で、どの程度の金額を投資し、顧客を獲得するかという枠組みのことです。

 

新規事業を考える時、やってしまいがちな過ちは、事業と新規獲得を切り離して考えることです。

しかし、本来、集客モデルは、事業モデルを考えるときに合わせて考える必要があることなのです。

 

目次

1. 集客モデルを作り、コストを把握する

わかりやすい例で考えてみましょう。

例えばお店を開くとします(焼き鳥店でも、イタリアンでも構いませんが)

運良く駅前の一等地に店舗を借りられたのであれば、特に努力をしなくても集客できるかもしれません。

また、あなたの料理にもともとファンが多いのであれば、どんな辺鄙な場所でも多くのファンが訪れてくれるかもしれません。

 

しかし、もし借りられた店舗が、交通の便のよくない裏道に位置していていて、あなたの素晴らしい料理も、まだそれほどファンが付いていないとすれば、どうでしょうか?

人が来ないからと言って、その後慌てて集客しようにも、広告で顧客を集めては、採算が取れないかもしれません。

つまり、そもそも客単価や利益率は、一定の集客コストを計算に組み込んで設計されなければいけないのです。

 

このように、どのような集客モデルを採用するかということは、事業の根幹に関わる部分であり、お店を開いてからでは変更することが出来ません。

 

デジタルマーケティングでも同様です。広告に頼らなくても、当然のことながらコストは発生します。

「検索エンジンで検索されるだろうから大丈夫」などと甘く考えてはいないでしょうか?

 

例えば、家具のECサイトを立ち上げるとします。

ソファーやベッドなど、ある程度ニーズのある家具なら、すでに一定の需要があり、検索数もあるかもしれませんが、オットマンを売りたいのであればどうでしょうか。

サンワダイレクト オットマン リラックス 足置き台 ブラック 100-SNC035

サンワダイレクト オットマン リラックス 足置き台 ブラック 100-SNC035

 

 (こういうやつ)

 

ほとんど検索数がないはずです。

一方ソファーやベッドなど、検索数の多い検索キーワードは、競合が多く、勝つことも容易ではなく、何かしらの施策が必要になります。

つまり、検索されるためにも、一定のコストが必要なのです。

 

集客モデルが新規事業において極めて重要な指標であり、また容易に変えることができないという事も、分かっていただけるのではないでしょうか。

また、集客モデルを明確にすることにより、そもそも、その事業自体に需要があるのかということを明確にすることもできます(これは、次の章で詳しく説明します)。

ニーズが明確でない事業が成功することは決してありません。

2. 集客チャネルを選ぶ

飲食店の例がわかりやすいので、もう一度説明しましょう。例えば、ぐるなびやホットペッパーなどのクーポン系サイトに掲載するのか、もしくは食べログや、Google プレイスなどで高評価を取り、口コミで集客をするのか。

 

広告を出稿するのがあれば、当然客単価も下がるはずですし、利益率も低下すると考えた方がいいでしょう。

例えばホットペッパーでクーポンを見て来店するのは、大人数で忘年会や歓迎会などを行うような客層が多いはずです。

そのような客層を前提にするなら、客単価を上げるよりも、むしろ顧客の回転率を上げることで 、満席率を上げたり、食べ物のコストを下げることを考えるでしょう。

 

一方、口コミを中心に集客するのであれば、料理のクオリティが高くなくてはいけません。サービスなどに少し不満があるだけでも、悪い評価が付く可能性があります。細部まで心を配る必要があるのです。

このように、集客チャネルを決めることは事業そのものに影響します。

 

集客モデルと事業モデルに関する間違った例として、一つのサービスを上げます。グルーポンです。

 

グルーポンは、集団でクーポンを買うことで、顧客が通常では行けないような高級店に行くことができ、店舗側は、クーポンで安く提供したとしても、その顧客がリピーターとなることで、長期的には元が取れるいうことを前提にした事業モデルでした。

しかし、実際に店に来たのはクーポン目当ての客ばかりで、リピート率向上にはつながらなかったのです。

「事業モデル」「ターゲットの顧客」「集客チャネル」この三つが揃って、初めて事業モデルを作るのに必要なマーケティングプランが作成できます。

 

3. 競合を把握する

次に、競合について考えましょう。ツールをご紹介します。

SimilarWeb

 

様々なウェブサイトのデータを外部から閲覧できる、イスラエル発の分析サービスです。謎の技術で、割と正確なデータが出ます。

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競合のサービスや事業、企業などの情報をきちんとリサーチすることで、集客モデルを明確にしましょう。

 

例えば、EC サイトを開くとすれば、どうなるでしょうか。 

Amazon

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例えば、Amazon を見てみましょう。

特筆すべきは、ダイレクト流入の大きさです。検索でも一定程度集客ができていますが、直接 Amazon のURLを指定して流入するユーザーが最大だということです。

北欧、暮らしの道具店

小規模ECはどうでしょうか?

北欧、暮らしの道具店 はこのようなトラフィックになっています。

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「北欧、暮らしの道具店」は、広告費をゼロにした上で、SNSやオウンドメディアなどを利用して集客していることで知られています。実際に、表示(ディスプレイ広告)からの流入は極めて小さくなっています。

 

検索も100%オーガニックです。

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ただ、一点考えなくてはいけないのは、SNSの運用やメディアの構築などに関しても、一定のコストが掛かるということです。

ここまでのメディアを作るには、相当の労力が必要である、と認識してください。 

Zoff

より専門的なサイトであればどうでしょう。例えばメガネ通販の Zoff は、このようなトラフィックになっています。

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ここを見ると、ディスプレイ広告からの流入が、これまでのサイトの中では最も多いことがわかります。

 

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また、検索の中の一定程度が、有料検索(リスティング広告)からの流入であることも分かりますね。

これは、Amazon のような総合的なECサイトや、北欧、暮らしの道具店のような強烈なファンがいるECサイトとも違い、「眼鏡」という明確な需要のある商材を専門的に扱っている、ということも影響しているでしょう。

 

このように、一口にECサイトと言っても、様々な集客モデルがあることが分かっていただけるのではないでしょうか?

つまり、競合を明確にすることで、集客モデルを明確に構築することが出来るのです。

この記事のまとめ

  • あなたの事業は、何もしなくても一定の集客や顧客獲得が出来るアセットはあるでしょうか?
  • もし集客に資するアセットがないとすれば、一人の顧客を獲得するのにどの程度のコストが掛けられるでしょうか?
  • どのような媒体や集客チャネルを選択することで、狙っている顧客を獲得できるでしょうか?
  • あなたの競合は、どのように集客をしているでしょうか?

 

「起業のマーケテイング」次の記事

違法サイトを巡る「曖昧な共犯関係」

漫画に関わる海賊サイトをめぐり、DNSブロッキングなどの議論が進んでいます。それに合わせて、それらのサイトと取引のあるアドネットワークなどが批判を浴びているようです。

nlab.itmedia.co.jp

この種の違法サイトに関しては(関しても)、沢山の企業体が関わっています。

① 広告主

② 広告代理店

③ DSP

④ SSP

⑤ アドネットワーク

⑥ サイト

広告主は、複雑な広告システムを運用するほど、充分に理解しているわけではないので、広告代理店に委託(悪く言えば『丸投げ』)します。問題があれば代理店がなんとかしてくれると信じて。

広告代理店側も、もちろん全ての出稿先を見ることは出来ません。広告主に怒られれば出稿を止めますが、それまではいちいち確認しておくほどには、人手が足りていないのが現状です。アドホックな依頼に対して答えるだけでも精一杯です。

DSP(デマンド・サイト・プラットフォーム)は、複数のSSP(サプライ・サイド・プラットフォーム)に対して入札を行いますが、一つ一つのサイトについての審査の義務があるわけではありません。

SSPは、DSPと接続しながら、アドネットワークの収益を最大化するのが仕事です。

アドネットワーク側は在庫としてサイトの枠を買い付けています。出稿する枠に本当に法的な瑕疵がないかのチェックは、基本的にはアドネットワーク側にあります。

 

審査が厳しいアドネットワークもあります。最大手の Google AdSense は結構きちんと審査をしてます(ちょっとでもアダルトっぽいとみなされると止まります)。

グローバル企業で、儲かっている Google だからこそ出来ること、という点はあるにせよ、あれほど膨大な在庫を持っている割に、結構ちゃんとやってるわけです。

逆に言うと、AdSense 並に厳しい審査基準を持っているアドネットワークは、そう多いわけではありません。もっと審査が厳しい企業もありますが、即日スタートできる企業もあります。

「数字が上がればいい」「いちいちどのサイトに出ているかなんてチェックしきれない」と考えている広告主側の意識の問題もあります。審査のコストまで負担しきれない、ということです。

 

在庫を買い付けているアドネットワークと、Webサイト側には当然責任があるとは思いますが、広告主や代理店側の責任はどうなのでしょうか。

現実に、何百何千もある出稿サイトの中から、違法なサイトがないかどうかを監視するような作業は出来ません。広告主には出来ないでしょうし、ましてや恒常的に人手が足りない広告代理店でも無理でしょう。

 

このような状態の中で成立しているのが、「曖昧な共犯関係」ではないでしょうか。デジタル広告業界は、一つ広告を出稿するだけでも、様々なプレイヤーが関わるようになってしまっています。

うすうす「ちょっとグレーかも」と思いつつ、審査だったり、倫理的な部分のチェックするコストを誰も引き受けていません。

このような状態で、多数の違法サイトが収益を上げてしまっている現状は、非常に残念なものがあります。ともあれ、大事なことは、問題として声に出し続けることではないでしょうか。

 

デジタルマーケティング業界は過労と人手不足に悩んでいます(下記はイギリスの記事)。

digitalmarketingmagazine.co.uk


デジタルマーケティング担当者は毎週8時間、平均よりも長く働いており、約半数(46%)が過労を感じており、約3分の1(30%)が給与が低いと感じている。

その中でこういう話題が出てきたのは、いろいろな意味で曲がり角なのかなあ、と感じています。

ポジショントーク的な結論としては、企業が自社で知識のある人材を育成して、かつ自動化を推し進めていく、ということになるのでしょうが。

 

エッセンシャル・デジタルマーケティング 目次

Amazon

世界基準で学べる エッセンシャル・デジタルマーケティング

世界基準で学べる エッセンシャル・デジタルマーケティング

 

楽天

 

目次

PART1 プレ・マーケティングって何? ─ マーケティングからはじめよ

1-1 デジタルの時代 ― デジタル・マーケティングは、何を変えたのか?
  • デジタル・マーケティングって、何?
  • デジタル・マーケティングの特徴❶ ―― 相互の影響力
  • デジタル・マーケティングの特徴❷ ―― パーソナライゼーション
  • デジタル・マーケティングの特徴❸ ―― スピード
  • デジタル・マーケティングの特徴❹ ―― 数値化
  • マーケティング3.0 ―― よりよい世界を作るために

1-2 プレ・マーケティングの時代

  • プレ・マーケティングの時代❶ ―― クラウドファンディングの流行
  • プレ・マーケティングの時代❷ ―― リーンスタートアップの流行
  • プレ・マーケティングの時代❸ ―― ドッグフーディングで既存事業を見直す

 

PART2 本当にそれ、需要ある? ─ マーケティング戦略の作り方

2-1 マーケティングをはじめる前に❶ ―― 需要があるかを確認する
  • 戦略とは何か それって、本当に需要があるの?
  • ニーズに合わせたマーケティング 需要はどうやって調査する?
2-2 マーケティングをはじめる前に❷  ― 明確な顧客像を作る
  • 顧客の「ニーズ」と「デモグラフィック」
  • デモグラフィックは、潜在顧客のニーズを推定するために利用する
  • デモグラフィックに合わせた媒体選択
2-3 マーケティングをはじめる前に❸ ― 競合と集客チャネルを把握する
  • 競合によってビジネスは変化する
  • 競合を知る
2-4 マーケティングをはじめる前に❹  ― 統合的チームを作る
  • 広告マインドから、統合的なマーケティングマインドへ
  • 必要となった「統合的組織」 流入とランディングページ
2-5 マーケティングをはじめる前に❺  ― ブランドを定義する
  • 媒体の違い ―― 食べログとホットペッパー
  • 失敗事例 ―― グルーポン
  • ブランドを作る❶ ―― Facebook
  • ブランドを作る❷ ―― Google
  • ブランドを作る❸ ―― Apple
2-6 マーケティングをはじめる前に❻  ― ボトムアップのチームを作る
  • トップダウンからボトムアップへ
  • 広告代理店任せからの脱却
  • まず行動が必要な時代
  • 分厚い企画書は失敗の元
  • 現場に権限を与える

 

PART3 広告なんて、誰も見ていない? ─ デジタル時代の「RAM-CE」フレームワーク

3-1 フレームワークはなぜ必要なのか
  • マーケティングにおける様々なフレームワーク
  • 「RAM-CE」―― マーケティングフレームワーク
3-2 プロセス❶ ― Reach(顧客に届ける) 
  • 情報過多の時代
  • トリプルメディア戦略
  • トラフィック(流入)を分けてみる
  • トラフィック・ポートフォリオを作る
  • トラフィックの種類を確認しよう
3-3 プロセス❷ ― Attention(顧客の注意を引く) 
  • 広告を出しても見られていない?
  • クリエイティビティと顧客の注目
  • 「目」の写真は人の行動を変える?
  • 視線の流れを理解する❶ ―― Zの法則
  • 視線の流れを理解する❷ ―― グーテンベルク・ダイヤグラム
  • 視線の流れを理解する❸ ―― Fの法則
3-4 プロセス❸ ―(Memory)顧客の記憶に残す
  • 記憶に残ると何が起こるのか?
  • 忘れられないためには「物語」を語るべき
  • ブランド構築は容易ではない
  • フリークエンシー(接触頻度)の効果
  • 「認知」は必要か?
3-5 プロセス❹ ― Closing(締結する) 
  • 売れない理由は?
  • 買う理由と買わない理由
  • クロージング❶ ―― 顧客を安心させる
  • クロージング❷ ―― 選択肢を絞る
  • クロージング❸ ―― 意思決定を簡単にする
  • クロージング❹ ―― 段階を踏ませる
3-6 プロセス❺ ― エンゲージメント
  • スマートフォンの普及と「つながる時代」
  • エンゲージメントの歴史
  • メールマーケティングと「スパム」メール
  • 現代のメールマーケティング
  • MA(マーケティングオートメーション)とナーチャリング

 

PART4 探しものはなんですか? ─ 検索エンジンとSEO

4-1 検索エンジンの誕生とその歴史
  • Googleの誕生と覇権
4-2 SEOの基礎知識
  • SEOとは何か
  • SEOの必須用語
  • SEOが問題?  Webサイトが問題?
  • 検索スパム、ブラックハットSEOとは何か
4-3 SEOをはじめる
  • SEOの基礎❶ ――  顧客にわかりやすいタイトルと説明を付ける
  • SEOの基礎❷ ――  キーワード /クエリの選定
  • SEOの基礎❸ ――  わかりやすいWebサイト構造とPLP
  • SEOの基礎❹ ――  ページの速度を速くする
  • チェックポイント❶ ――  検索順位とクリック率をチェックする
  • チェックポイント❷ ――  読了率と滞在時間でコンテンツの質を確認する
  • チェックポイント❸ ――  直帰率、セッション当たりページ数でUIを確認す
4-4 品質の高いコンテンツを作る
  • 品質の高いコンテンツを作る❶ ―― ページの目的を考える
  • 品質の高いコンテンツを作る❷ ――  コンテンツの種類を考える
  • 品質の高いコンテンツを作る❸ ――  Webページの外部評価について
  • 品質の高いコンテンツを作る❹ ―― ページ品質の評価とは?
  • 品質の高いコンテンツを作る❺ ――  YMYLについて
  • サマリー ―― 高品質なコンテンツとは?
4-5 コンテンツマーケティング/ オウンドメディアの立ち上げ方
  • コンテンツマーケティングとは
  • その媒体、本当に意味がありますか?
  • 専門性の高いコンテンツとオウンドメディア

 

PART5 つながり続ける時代に ─ ソーシャルメディアとモバイル革命

5-1 つながり続ける時代 ― ソーシャルメディアが変えたもの
  • ソーシャルメディアの誕生
  • ソーシャルメディアとユーザーデモグラフィック
5-2 インフルエンサー・マーケティング
  • インフルエンサーとは何か?
  • インフルエンサー・マーケティングの効果は
5-3 Twitter、Facebook、Instagram、LINE ― SNSの運用について
  • KPIの設定
  • SNSの特性を考える
  • ❶オフィシャル型 ―― スターバックス
  • ❷ユーザーグループ型 ―― 良品計画
  • ❸フリースタイル型 ―― タニタ
  • ❹カスタマーサポート型 ――ドミノ・ピザ
5-4 YouTubeと動画マーケティング
  • 動画広告≠YouTube
  • Live vs 短時間動画 ――「生」のよさ
  • 動画広告 vs 画像広告
  • 動画の長さとサイズについて

PART6 世界最強の広告ツール ─ リスティング広告

6-1 リスティング広告(検索連動型広告)とは何か
  • 検索連動型広告の誕生
  • 業界平均と比べてみよう
  • なぜGoogle広告は検索連動型広告の覇者となったのか?
  • SEOとリスティング広告の違い❶ ――  短期間で流入をコントロールできる
  • SEOとリスティング広告の違い❷  ―― 広告文とランディングページをコントロールできる
  • SEOとリスティング広告の違い❸ ――「広告主=お客様」になる
6-2 リスティング広告の基礎の基礎 192
  • リスティングの基礎❶ ―― キャンペーン構成を考えよう
  • リスティングの基礎❷ ―― コンバージョンをセットしよう
  • リスティングの基礎❸ ―― マッチタイプを考えよう
  • リスティングの基礎❹ ―― 無駄なものは除外しよう
  • リスティングの基礎❺ ―― どんどん自動化していこう
  • Google広告とYahoo!プロモーション広告の違いとは?

 

PART7 古きをたずね、新しきを知る─ ディスプレイ・ソーシャル広告

7-1 バナー広告の歴史

  • バナー広告・ディスプレイ広告の誕生
  • アドフラウドとデータの重要性

7-2 媒体を選ぼう

  • Yahoo!と純広告
  • Yahoo! Japanとブランドパネル DSPとSSP
  • リターゲティング /リマーケティング広告

7-3 Facebook/Instagram広告の基礎

  • Facebook広告の誕生とその意義
  • Facebook広告の特徴
  • Facebookクリエイティブの種類
  • Instagram広告は?
  • よりよい運用のために

7-4 Twitter広告の基礎

  • Twitter広告の種類
  • 効果的な使い方

 

PART8 成功するために失敗せよ ─ データ分析とA/Bテスト

8-1 なぜデータ分析はこれほど重要なのか
  • データ民主主義の時代
  • 勘はあてにならない?
  • テストしよう!
8-2 正しいデータを選択しよう
  • 選手を買うのではなく勝利を買う
  • 分析に必要な指標は何か
  • より深い指標で計測する(LTV /ROI)
  • フリークエンシー(購入頻度)で考える
  • どの指標にポテンシャルがあるかを考える
  • 基準値を作る
  • 数値を細かくする(チャンクダウン)
  • コンバージョン単価は下がれば下がるほどよい?
8-3 Google Analytics の分析
  • アナリティクス分析の基本❶ ―― 期間で比較する
  • アナリティクス分析の基本❷ ――トラフィックで比較する
  • アナリティクス分析の基本❸ ―― ユーザー属性で比較する
  • アナリティクス分析の基本❹ ―― コンテンツで比較する
  • アナリティクス分析の基本❺ ―― コンバージョンとアトリビューション
  • アナリティクス分析の基本❻ ―― まとめてみる
  • よりよい分析のために❶ ―― データ量を増やす/トライアル期間を作る
  • よりよい分析のために❷ ―― 統計的アプローチを学ぶ
  • よりよい分析のために❸ ―― 収集データを増やす